ジョホールバルの西に位置する場所で新しい都市開発を進めている「FOREST CITY」エリアへ行ってみました。以前は森林地帯というイメージのエリアでしたが、FOREST CITYへつながる両側4車線の道路がきれいに整備されはじめ、走っていくとドーンと目の前に建設ラッシュ中の高層マンションが現れました。何もなかったところにこれだけの数の高層マンションを目にすると、久しぶりにジョホールバルの勢いを感じました。
FOREST CITYはジョホールバルとシンガポールを繋ぐセカンドリンクというよばれる橋を渡った先にあるエリアで、森林を開拓して、高層マンションなどの住宅エリア、子育て家族の誘致も見越したインターナショナルスクールの開校、将来的にはシンガポールと行き来して仕事をする人たちの誘致も期待しているようです。
住宅展示場に入ってみると、入り口周辺ではギターやドラムと歌でお出迎えという演出で盛り上げていて、中央に将来の町の姿をあらわしたFOREST CITYの大きな模型が設置されていて、その周りを来場者は将来の生活をイメージしつつ話しながら自由に行き来していました。スタッフも大勢いて、自由に質問しながら、説明を聞くこともできます。その先にはテーブルがたくさん並べられた商談エリアと飲食のできるスペースが設けられていました。
商談エリアのテーブルはほぼ満席状態で活気に満ち溢れていました。じいちゃんばあちゃんと一緒に暮らす住まいを探す家族や若くてイケイケの雰囲気がでている女性たち、子育て家族と様々な属性の人たちがこのFOREST CITYの住宅展示場には訪れていて商談をしていました。まだ、完成もしていない物件をこれだけ多くの人たちが買いたいと検討している様子は日本ではなかなか見られない光景です。これからのFOREST CITYがどんな街になっていくのか5年,10年後が楽しみです。