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マレーシア産の車も乗りやすい

マレーシアの国産車には「プロドゥア」と「プロトン」の2つの自動車会社があります。町中でもトヨタやホンダといった日本車も見かけ現地の人にも日本車は人気ですが、コストパフォーマンスを考えても、やはりこの2社の車を購入する人が多く、10代・20代の若い人もこの2社のいずれかの車を最初に購入する人が多いです。

プロドゥアの人気車種のマイヴィ

マイヴィはプロドゥアの車の中でも一、二を争う人気車種です。5人乗りのコンパクトカーで排気量は1,300CC。トヨタの子会社のダイハツと提携しており、フレーム等はトヨタのパッソを採用していることもあり、オイル交換など日本車を乗っているときと同じような感覚でメンテナンスをしていれば不具合も少ないと言われています。マレーシアでは排気量が累乗課税の対象になっており、2,000CCを超えてくると税金が高くなるので、1,500CC以内が維持しやすく人気があります。

マイヴィに乗ってみた

16年式のマイヴィに一時期、乗ってみました。これまでジョホールバルでも日本車ばかりを乗っており初めてマレーシアのブランドの車を運転したので、半信半疑でしたが、実際に数日乗ってみると、とても乗り心地がよく、日本車にこだわらなくてもいいなと思いました。車内は夫婦と子どもと赤ちゃんの4人で乗っても窮屈に感じることもなく快適で、1,300CCでもしっかりと加速が感じられ、コンパクトなので小回りも効きます。女性でも運転しやすいと評判がよく、日本の軽自動車のような感覚で運転できるので日本人の駐在や移住されている奥様方にもおすすめできます。

メンテナンスも早くて安い

マレーシアブランドの車を所有する最大のメリットは、不具合が起きたときの対応です。町中にある整備会社に車を持っていくと、マイヴィのような誰でも知っているような車のメンテナンスだとすぐに不具合を判明し、部品交換が必要な場合でも、在庫があったり、なくても近くの店舗に電話をして、30分も待てばバイク便で部品を届けにきて交換修理を済ませてくれます。部品代をいれても価格は安く、作業も早いです。一方、日本車だと部品交換の対応になると部品が高いことが多く、また、部品が手に入らないケースもあり、自ら部品を日本から取り寄せたりして、持込み修理をしてもらう必要があり、時間とお金を要します。車に強いこだわりがなければ、ジョホールバルで生活する人は、マイヴィのようなマレーシア産の車を選ぶのもよい選択かと思います。現地の人にも人気なので、売りたいときにも早く売れて、価格も大幅な値下げがなく売れるのは良い点です。