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国産パイナップル MD2は美味しい

マレーシアではたくさんのパイナップルが年中、定期的に収穫できます。種類も豊富で、パイナップル畑へ行ってみると、いろんな種類のパイナップルを食べ比べさせてくれました。種類によって安価のものから高級なものまで栽培されており、町中の果物屋で並べられている安いパイナップルでもみずみずしくとても甘いです。

高級パイナップルは日本の百貨店でも販売

マレーシアには国産のMD2と呼ばれる高級なパイナップルがあります。MD2は甘く、ビタミンCを豊富に含んでおり長持ちすることから国内外の市場でも好評のようです。現地で初めて食べたとき、こんなに甘くて美味しいパイナップルがあるのかと驚いたことを覚えています。そのときはMD2という品種のパイナップルが高級なものだとは知らずに食べていたのですが、後々、パイナップルに詳しい人に話を聞くと、日本にも輸出しており、百貨店などでは高級パイナップルとして販売されているようです。現地にいても、町中の果物屋でいつでも並んでいるパイナップルでもなく、あまり目にする機会がないのですが、販売しているのを見つけると嬉しくなり、ついつい買ってしまいます。

MD2の最大の輸出先は中国になる見込み

中国は1カ月あたり40フィートコンテナ(パイナップルの積載重量は20トン)で100台分のパイナップルを輸入したい考えでマレーシアと中国の当局が交渉。輸出が開始されると、中国が最大の輸出先となります。また、日本や中東、欧州へ1カ月当たりコンテナ50台分を輸出しており、シンガポールと中東が主な輸出先となっています。

パイナップルは栽培しやすい

パイナップル畑でお話を聞くと、手間が少なく、年に数回、収穫できると言っていました。収穫時期を迎えたパイナップルを刈り取った後、機械で定期的に水をまいていれば、3ヶ月もすればまた収穫できるパイナップルができるそうです。その間、何か手入れをすることもほとんどなく、盗まれないように見守っておけばよいとのことです。日本ではパイナップルと言えば沖縄が思い浮かびますが、パイナップルの栽培方法について聞く機会がなかったので、こんなにも栽培をしやすい果物とは思ってもいませんでした。

いつの時期でも手頃で買いやすい

パイナップルは時期を選ばずに果物屋に並んでいて、MD2のような高級な品種でなくても、日本人の味覚からすれば、お祭りの冷やしパインのような甘さかそれ以上の甘さを十分に味わうことができるので、自宅にストックしておいて、熟してきてた頃合をみて、よく食べます。カットしてから、お皿にいれラップをして、冷蔵庫にいれておくと、おやつ感覚で冷えたパイナップルをすぐに食べられるので、子どもも喜んで食べています。価格も丸々1つ買っても200円もしないのが嬉しいです。