日本の古民家などで処分されてしまうような木材のタンスや机といった古い家具がマレーシアではmade in japanとして買いたいという人がいます。古い家具でも日本製の作りには、こだわりが入っていたり、繊細なつくりになっていたりと、和を好む人たちから人気が高いです。

マレーシア人が日本に来て、日本の業者向けのオークション会場で家具を仕入れたり、リサイクルショップやインターネットを通じて日本の伝統的な家具を安く大量に仕入れて、コンテナに積み込み、船便でマレーシアまで輸送して商売しているようです。

売り方は、船便で到着したマレーシアの港の近くのスペースに家具を広げて、その場所でどんどん売りさばいていきます。いつ、どんな商品がマレーシアへ入るかを宣伝するツールにはFacebookを中心としたインターネットを活用しています。日本ではLineや会員制のメルマガなどがコミュニケーションツールとしてよく使われていますが、マレーシアではFacebookやwhat’s upというツールが浸透しています。港で売れ残った商品は、お店に運送して店舗で販売しています。