MM2Hビザを取得する

MM2H

マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)は、マレーシア政府によって推進されているプログラムであり、一定の基準を満たす外国人に対してマレーシアでの長期間滞在を可能にします。ビザの有効期限は10年間になります。長期滞在の希望国ランキングでマレーシアはここ数年の間、首位をキープしており、ロングステイの最適地のひとつといえます。最近では30~50歳代の取得が増えており、資産のリスクヘッジや日本以外の国に生活拠点を移す動きもみられています。
マレーシアでお子様をインターナショナルスクールに通わるために教育移住を考えられている方、リタイア後の移住先として考えられている方、マレーシアでの不動産投資や資産分散を始めてみたいと考えられている方にとってはMM2Hビザの取得は有効です。

MM2Hビザの主な4つのメリット

①マレーシアに移り住む必要がありません
MM2Hビザを取得したからといってマレーシアに移住しなければいけないわけでも、最低滞在日数の指定があるわけでもありません。申請時に満たさなければいけない条件は複数ありますが、好きな時に好きなだけマレーシアに滞在することが可能です。
 
②マレーシアに銀行口座を開設することができます
現在、非居住者の方がマレーシアで口座開設をすることは大変難しくなっていますが、MM2Hビザの取得すると開設が可能になります。これにより自己資産を日本以外の国に移すことができ、マレーシアの高金利(定期預金 約3.1%)での運用が可能になります(年齢により預金最低預入金額が指定されています)。その他、不動産ローンの借入がしやすくなる等のメリットもあります。
 
③お子様もMM2Hビザの取得で一緒に居住ができます
教育面にも力を入れてきているジョホールバルでお子様をインターナショナルスクールに通わせたいという方もMM2Hビザを取得することでお子様も一緒に居住できるようになります。マルボロカレッジ(5歳から18歳までの子が通う学校)やその他有名校のインターナショナルスクールにお子様を通学させたい方にとってはMM2Hビザ取得は必須です。ジョホールバルにあるインターナショナルスクールの詳細は「教育移住」をご覧ください。
 
④車の取得時に税金が軽減されます
日本で所有していた車をマレーシアへ持込むときにかかる膨大な税金が1台に限り免税されて持込むことができます。又は、購入する場合においても1台に限り税金が免税されます。免除される車には一定の条件がありますので、詳しくは「自動車を取得する方法」をご覧ください。
 

MM2Hビザ 申請条件

■ 申請者が50歳未満の場合 ※1RM 30円で計算した場合
①資産証明:RM500,000(日本円にして約1,500万円)
②収入証明:月収RM10,000(日本円にして手取り約30万円)
③マレーシア国内の銀行へ預金:RM300,000(日本円にして約900万円) 
 
■ 申請者が50歳以上の場合
①資産証明:RM350,000(約1,050万円)
②収入証明:月収RM10,000(日本円にして手取り約30万円)
③マレーシア国内の銀行へ預金:RM150,000(約450万円)
 
※預金1年後に自宅の購入・教育・医療目的に限定し、当局の許可後に5万RM(約150万円)の出金が可能です
※専門技術を持っている50歳以上の方は、週20時間以内で仕事をすることが可能です


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