ジョホールバルで物件を購入される方の多くは次のような理由で購入されている方が多いのでご紹介します。
・日本の不動産投資は先行き不安だが、不動産は好きなので海外不動産にチャレンジしてみたい
・日本での生活が不安、セミリタイアして海外での生活をしてみたい
・子どもの教育環境を考え、グローバルでかつ立地の良い場所を選び、生活拠点を変えたい
・老後は夫婦で海外生活を送りたい
・海外で法人設立して企業を考えているため、会社として不動産を所有したい
このような理由から、ジョホールバルで不動産を購入を考えてみたい人は、まずは現地の日本人が対応してくれる不動産会社に相談してみましょう。
現地の物件探しには、まず、インターネットを使って調べると思いますが、どれだけ日本で調べていても、やはり現地のことを自分の目で見て、体で感じるまでは不安はあるものです。とはいえ、現地に何度もいくのは利にかなっていない方法ですし、何度もいけるような人も少ないことでしょう。そこを手助けしてくれるのは現地で活躍されるあなたが信頼できる不動産会社を早くみつけることにつきます。現地からの情報提供をしてもらいつつ、自分自身で見つけた情報と擦り合わせながら、意見交換をしていきましょう。予算と購入時期を伝え、何故ジョホールバルなのかという目的をちゃんとお話すればあなたの本気度も伝わり、相手の担当者もしっかりと対応をしてくれるはずです。日本人スタッフのいる、あなたの思いをくみ取って親身になって動いてくれる会社を選んでください。
不動産会社からあなたの予算と購入時期にあった物件を提案してもらった、あるいは、あなたがみつけた物件がそろってきた段階で不動産会社へツアーを組んでもらうよう相談しましょう。
そして、そのツアーの中で不動産見学にはじまり、現地の食事、アクティビティ(ゴルフやマリンスポーツど)、買い物、観光と幅広く体験し、その国のことを深く感じられるプランをお願いしてみてください。これまでのやり取りを終えて日本から来てくれるとなると、不動産会社も快く引き受けてくれるでしょう。
何度も現地へ渡航して、悩んで悩んで悩んで、結局購入せずに機会だけを逃してしまう、自分は行動し、悩んだ結果、購入しなかったことを選択したのだと言い聞かせてしまうのでは、時間とお金の無駄になってしまいます。
日本でも同じですが、何度も不動産会社の方とやりとりをして、悩んで悩んで悩んで、悩んだ末に購入しなかったとき、後々に購入しなかったことへの後悔の気持ちのほうが強くなることもあります。
この物件なら購入して失敗しても後悔しない、むしろ購入しなかったことに後悔すると思えた物件に出会えた時には是非実際に現地で見て、その気持ちに変化がなければそこで購入申込みを行い、銀行口座の手続き、頭金の支払いなども済ませてしまうという段取りを準備した上で現地へ行くのがよいです。
改めて、現地へ購入手続きのために行かなければいけないというのはいろんな無駄が生じます。
ジョホールバルでの新築物件の購入は日本の購入とは異なる時期にお金を支払っていきます。
日本の不動産では、完成した物件に対してお金を一括(融資含む)で不動産会社へ支払うことが一般的ですが、ジョホールバルの不動産は建物が建つ前に、模型を見てさら地の段階で購入を受け付けます。そして、①契約時②基礎工事完了③枠組工事完了という段階に分けて、それぞれ融資条件により異なりますが、目安として各フェーズで物件価格の10~15%を支払っていくことになります。その他に発生する費用として、法務手続費用が所有権移転費用と抵当権設定費用の2回に分けて6~10万円ほど必要になります。なお、中古物件では購入申込み後に一括でお金を現金、もしくは融資で支払います。
物件が無事に完成し、引渡しが行われると、不動産会社に相談して内装工事に入ります。日本では物件引渡しが完了した時点で家電や家具などを搬入すると生活がスタートできる状態ですが、マレーシアでは内装はスケルトンという状態で引き渡されますので電気配線の工事や壁や天井などの内装を自ら業者に依頼してつくりあげる必要があります。
購入した物件に自ら住まれるという方は問題ありませんが、賃貸を考えている場合は、現地での客付や管理などを購入時にお世話になった不動産会社の担当者とは関係性が出来上がっているので、保守・管理を一任してしまえるとよいでしょう。日本では考えられないようなお部屋の不具合、例えば水漏れが頻繁に発生する、エアコンが正常に動作しない、床が盛り上がるなど、入居後の不具合のお問合せが思っている以上に多く発生するということも事前に頭に入れておくことが大切であり、そのときに迅速かつ丁寧に対応してくれる会社で信頼できるかということもお任せする上では重要です。万が一、関係性が悪くなり保守・管理の不動産会社を切り替えるときは、何故切り替えたいのかをしっかりと新たな会社の担当者に伝えた上で切り替えるようにしましょう。