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マレーシアについて

多民族国家

マレーシアの面積は日本の87%ですが、人口は日本の1/4の3,000万人弱のため人口密度は高くありません。牛の数の方が多いといわれているほどです。平均年齢は28.8歳と若く日本と大きな開きがあります。若い人が多く、これからますます成長が期待できる人口ピラミッドになっています。

人口ピラミッド

人種と宗教

マレーシア人は純粋なマレー系マレーシア人とインド系マレーシア人と中華系マレーシア人という人たちが生活をしており、宗教はマレー系はイスラム教、インド系はヒンドゥー教と人種も宗教も入り混じった国です。政府機関にはマレー系が中心となっており、マレー系マレーシア人を優遇する政策もたくさんあり、日本人からみたら人種によって政府が差別をしているようにも感じられますが、国民は一定の理解をしながら共存しています。日本もこれから外国人労働者が増加していく時代になり、人種や宗教、文化が異なる人たちと共存していくという上ではマレーシアに学ぶべきところもたくさんあるように思います。

多民族国家

通貨リンギットの為替動向

為替について数年間を振り返ると、1リンギット(RM)が24円~35円を行き来しているのがわかります。2013年に日本人の方にも人気のあったマレーシアでの不動産投資ブームの頃の為替は24~26円と為替メリットも拍車をかけていましたが、その後35円付近まで上昇し、ここ最近はまた円高が進み24円/RMあたりまで動いています。旅行や投資には良い時期ですね。

為替

2020年に先進国入り

マレーシアの経済政策は2020年までに先進国入りするというビジョンがあります。
その中で拡大クアランプール計画というものがあり、これは現在KLの人口が700万人であり2020年までに1,000万人を目指しています。
人口が700万人から1,000万人になるということで交通整備が最重要課題になっており、クアラルンプールではMRTとモノレールはあるのですが、新たなに地下鉄という新しい路線を発表しています。

マレーシアの強みを簡単にいうと、「高い経済成長率」と「人口の増加」にも関わらず割安感があります。さらに多民族国家であるため資金がさまざまなところから入ってきています。